2018年06月08日

Uganda blue nile

晴天の盛岡ですが、今日は朝からデパ地下のお店で店番でした。
窓がない空間で仕事することって、とても憂欝になりますが
ナニゴトも発想の転換で良い方向に気持ちを切り替えて、
普段とは全く違ったテイスティングを。

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Uganda blue nile

25gの珈琲豆を使って80t。かなり濃い目に淹れましたが
ウガンダの特徴?というほどの際立った個性は感じられず、
優しい酸味とギューッと詰まった香味がまとまっている印象でした。

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ここのところ、目が回るような雑務に追われていますが、
ゆっくりとコーヒータイムを過ごしながら、あれやこれやと焙煎の
ワルダクミも進行中です。

イエメンモカを深く煎る。
一回目に焙煎したイエメンは、まだまだ浅いところで煎り止めしたようで
アフターに酸味が残り、アノ方が味わえば十中八九「もう少し苦いモノを」と
おっしゃるのだろう・・・。
日曜日までには第二回目の挑戦をするつもり。

新刊本の影響をもろに受けた感じだが、いまやらなければ!という気持ちで
攻めていこうと思う。
posted by 機屋店主 at 22:18| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

Yemen bani mattar

コーヒー関連本が絶えることなく出版されている中でまた新しい本が出版された。
「珈琲屋」というタイトルで、美美(博多)の森光氏と大坊珈琲店(表参道)の大坊氏の
数年にわたる対談集。
お二人の人柄がよく表れていて、「動の森光 静の大坊」とでも表現したいぐらいに
対照的な印象を受けた。
お二人に共通することは″深煎り珈琲”。機屋の珈琲とは対照的な珈琲ではあるけど
本の中で語られている事柄のところどころで、非常に共感する言葉がちりばめられていた。

遊び心もあり、この本にインスパイアを受けてバニマタル/イエメンを深煎りしてみた。

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スパイシーな香り、黒糖のような甘み。
自分の中にある珈琲屋としてのDNAとは融合しない味わいがあるけれど
正解を求めているわけでもなく、これまでコーヒー文化を牽引してきた名人たちの
世界観を自分なりに覗いてみたいという欲求にあらがうことができなかっただけ。

これまでできなかったこと。受け入れることでまた違う世界を垣間見ること。

posted by 機屋店主 at 08:28| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月04日

El salvador SHG

東北の復興を祈願する大きな祭りが盛岡で行われた。
天候にも恵まれて、多くの方が盛岡を訪れたようだ。

街の大きなイベントには、ヒジョーに弱い当店なので
日長一日珈琲を飲みまくることに決めて、たくさん味わった。
その中でも印象が強かったのが、「エルサルバドルSHG」。

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ナッティな香りとビターチョコの風味。

最近発刊した「珈琲屋」という本を読みながら、喧騒から離れた時間を
過ごした休日だった。



posted by 機屋店主 at 21:16| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月31日

Colombia emerald mountain

かつてコロンビア産コーヒーの最高級と謳われた「エメラルドマウンテン」を久しぶりに仕入れた。

商社とのやり取りで、
「こんなに高価なコロンビアを仕入れるならば、半分の仕入れ値でそこそこのコロンビアはある」
その言葉が耳に残って離れないでいたので、確かめたい衝動が高まってイシドロ農園を仕入れて比較した。

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自分の答えとしては、「エメラルドマウンテンに一票」。
古き良き懐かしさすら覚える、クラシックで洗練されたコロンビア。

コーヒーは嗜好品ゆえに一番美味しいということはまず在り得ない。
美味しさの感覚は人それぞれにあるし、自由な感覚で味わいたいもの。

コロンビア豆の、その次の味わい(10年後20年後の)を味わいたくて
コロンビアナリーニョ1995年物を焙煎した。
posted by 機屋店主 at 00:02| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

Kenya AA louis glacier 2007年物

薬草のような香り、ダークチョコのようなほのかな甘み、柑橘系のフルーツのような酸味。
それぞれがまだ花開く手前。
仕入れてから10年経つケニア豆はまだまだ途中にある、という印象を残す。

24年前の開店当初から、そういえばそこからさかのぼってさらに7~8年前からだから
ケニア豆はもう30年以上焙煎している。
今世間ではどんな味わいで提供されているのかは知らないけど、当時のコーヒー屋さんでは
バリバリの深煎りが一般的だった。炭化したような強烈な苦味のコーヒーだった。
今のように”フラワリー”とか”フルーティー”とか、そんな表現とは全く無縁のコーヒーだった。

焙煎度合いからいえば、ふたハゼ直前。
ケニア豆にとって、香りが濃くなり味わいが太くなる瞬間。
機屋では”深煎り”に属するコーヒーだけど、酸味を残しながら苦味へ変わっていくポイントで
煎り止めするタイミングは30年前から変えていない。

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盛岡は春が過ぎて、新緑の5月ももうじき終わる。
なかなか落ち着いた時間を過ごすことが叶わない日々だが、
珈琲を飲みながら、季節を感じる日常を大切にしたい。


posted by 機屋店主 at 08:34| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする