2017年06月05日

OLD BLEND

何番目のブレンドになるのだろうか?
ベースになるオールドコーヒーがなくなるたびに販売を休止している。
かつては遠方からも問い合わせの多かったブレンドだが、なにせオールド豆には限りがあるので
継続して焙煎し続けることはできないブレンドだ。

コロンビア サンアグスティン 1994年物
タンザニア キボー 1994年物
ブルンディ 2000年物

最後のブルンディ2000年物を使用したオールドブレンドは2年前だったと思うが定かではない。
さて、今回ふたたびオールドブレンドを焙煎することにした。
2017年10月、分店“HATAYA demi”が10周年を迎える。
それを記念して、思い立った復活焙煎なのだ。

ベースに据えるストレートコーヒー、しかもエイジングしているもの。今回はかなり悩んだ。
‘南米’→‘アフリカ’→‘アフリカ’と続いているが、はてさてどうしたものか…。
アラビアやカリブのコーヒーではオールドがあるにはあるが、とってももったいない。
いろいろと考えた結果、“グァテマラ2006年物”と定めた。
本日、焙煎を終えて明日のテイスティングで出来栄えを確かめるつもり。本店が臨時休業中ゆえに
とことん気が済むまでコーヒーのことを考える時間ができた。

そして夜には、“ボリビア サンタクルース 1995年物”をテイスティング。

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仕事を終えたアルバイトスタッフに頼み込んで、ドリップをしてもらった。
けっこう美味。



posted by 機屋店主 at 22:47| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

Yanni harrar mocha ethiopia

何年もやっていることを今更ながら変えてみることなんてそう簡単にできるものではない。
自分にとって、“モカの深煎り”や“ブラジルの深煎り”がどうしてもできない。
でも時には視点を変えることも大切かな?と思い直して挑んでみることもよくあること。
良い結果に結びつくことには程遠い(あくまで自分基準では)と思っていても
カウンターの向こう側にいるお客様の反応が良ければ、それはそれで良いのかな?とも思う。

ただ、ヤンニハラールモカの焙煎に関しては、これまでの自分のやり方とは違って
アノ方に対する挑戦?の意味合いで“深煎り”にこだわって焙煎することにしている。

2016_0530_rambre-birth.jpg

もう何度目か忘れてしまったが、なかなかの出来栄えかも?
「苦味が増していく中で、それが軽くなるポイント」
この感覚で珈琲豆を焙煎することはなかったが、やってみると非常にオモシロイ。
今回焙煎したヤンニハラールモカ中深煎りは、味わいが真ん中に寄ってくる感覚がある。
もう少し先の味わいも気になるところ。

posted by 機屋店主 at 07:54| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

コーヒーを見つめるということ

先日、機屋の学生アルバイト数名とコーヒーの勉強会をやった。

普段は、オーダーを出す手順やらお客様へのお声掛け、お客様の来店や退店時のあいさつなどなど、店内での立居振舞ばかりを指導してきたので、コーヒーの味わいやら産地のことや焙煎/抽出のことは後回しにしてきた。
若いアルバイトさんたちは、それぞれに違った興味を珈琲に抱いている。
こんな大切なことに目を向けずにひたすら店舗運営に気持ちを割いてきた自分に今さらながらがっかりした。

「大切なことは目に見えない」

いつか読んだ本のフレーズが頭に飛び込んできた瞬間。
気持ちを入れ替えて、スタッフたちとともに珈琲を楽しもうと思う。


今朝は、店内の模様替えに着手した合間に、珈琲を一杯。

[ Mexico oaxaca aurora ]

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一回目の焙煎で、オーバーロースト気味な味わいを感じたので、かなりの修正を意識した二度目の焙煎。
香ばしさ、酸味の伸びなど狙い通りではあるが、今後の展開が気になるところ。

posted by 機屋店主 at 07:44| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月08日

大坊さんからの手紙

お天気に恵まれた黄金週間は、お店で必死に珈琲を抽出した。
珈琲を味わって笑顔になる瞬間は、いつでもうれしいもの。
珈琲を通じてナニカを分かり合えたようで、その時間は自分のこれからのチカラになる。

5月の黄金週間も終わり、ゆるりとした時間を過ごした。本当に久しぶりに。
一日ナニカをするでもなく、人と接するでもなく、雑事の整理を気ままに。

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4月半ばに届いた大坊さんからの手紙。
コーヒー屋としてスタイルは違うかもしれないが、ひとつの珈琲を見つめることにそう違いはないと
自分勝手に思っている。
2016年が変わろうとするときや年明け早々にあった悲しい出来事をしっかりと受け止めようとしていたら
かなりの時間が過ぎていたようだ。
珈琲を語らい刺激を受け、次の創作意欲を掻き立ててくれるような瞬間がないことに
ハッとして不安に感じたら、居ても立っても居られず珈琲豆を大坊さんに送っていた。

その返事を改めて再読。
また居ても立っても居られずに、深煎りのモカに挑戦。
珈琲豆の味わいが落ち着くまで時間を置いて、ゆるりと味わうつもり。

posted by 機屋店主 at 19:48| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

思いは遠くに

自分も50代の大台を超え、珈琲屋稼業の厳しさに耐え続けながら23年も経った。
長く続けていればいろいろなことに直面するが、今は自分の“この先”について
よ〜く考えながら、次の歩みを確実に踏み込まなければならないと感じている。

「珈琲をもっともっと深く追求し、より納得できる味わいを引き出す」
日々の流れに身をゆだねて過ごしていると、見失いがちだった“あの頃の意志”が
珈琲を味わうたびに、強い思いとなって頭に浮かんでくる今日この頃。

自分の周囲にいる人々をハッピーにして、楽しく珈琲をつくる。
決して容易なことではないけれど、確実に実行しなけりゃならない自分のミッション。

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posted by 機屋店主 at 21:35| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする