2018年07月06日

Guatemala SHB 1996年物

グァテマラのオールドコーヒーの理想的な味わいはどんなものなのか?
ボク自身にとって、この産国のオールドはまだまだ未知の領域にある。

「グァテマラ SHB 1996年物」を倉庫で見つけてなんとなく焙煎した。
感触のいい焙煎ができる時は、焙煎する前に豆をよく見た時からなんとなく心躍る気持ちで
焙煎の過程なんかも吟味することもなく、いつの間にか豆を火からはずしている。
今回の1996年物は、そんな感触もなかった。

そしてテイスティング。

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グァテマラの印象はいつも香りと酸味、そして硬質な苦味の絡み合ったような、角ばった味。
この1996年物は角が取れて丸みを感じるうまみがあり、香りにもなめらかさを感じた。

雨が降り続く盛岡ですが、忙しさから離れて何も考えないで佇んでいる一日。
夢幻のような時間が欲しくなる今日この頃。


posted by 機屋店主 at 20:38| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月27日

雨の日なので

たくさんの珈琲をテイスティングしました。

Mandheling wahana longberry

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インドネシアスマトラ島産の希少品種。見た目にも大粒の豆に圧倒され、その味わいも
凝縮された苦味やうまみがあり、余韻の広がりが心地よい珈琲でした。

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次に印象的だった珈琲は

Yemen bani mattar french roast

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30gで40tの抽出。濃厚デミタスで。焙煎後14日経ちましたが、粉の膨らみが楽しくて、香りもエキゾチック。
余韻は酸味に寄ってしまいましたが、自分の中では満足な出来でした。
美味しいかどうかよりも「どんな味わいをつくれるのか?」にトライしたイエメンモカの深煎り。
明日も明後日も味わいの変化を追います。


一日中雨に降られた盛岡です。
梅雨本番のお天気に気が滅入ってしまいますが、
こんな季節だからこそ、本物の味わいを求めて珈琲をつくりたいものです。

posted by 機屋店主 at 21:14| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

Yemen mocha bani mattar french roast

とても大事なことがあり、日帰りで上京。
重要な案件を済ませて、約束の場所へと赴く。

こんなことは滅多にないだろうという場面が待っていた。

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三種類のイエメンモカを順々にテイスティングして、
集まったみなさんで思い思いに感想を述べながら、
先日飲んだ珈琲のこと、森光さんのこと、20年前の「もか」のこと、焙煎のことなど
時間にしたら2時間くらいだったけど、濃厚な時間を過ごした。

イエメンモカ バニマタルの超深煎り。
この珈琲をテイスティングしながら、珈琲の味を判断する基準になる要素はどれなのか?
香りなのか?舌の上で感じる味覚なのか?珈琲の色とか焙煎豆の色なのか?
いろいろなコーヒーマンの感覚を聞くことができた。

そんな余韻もまだ冷めやらない今、改めて深煎りモカをテイスティング。

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25gの30tという超デミタスで。
珈琲の甘み、これをカッコよく表現したいがために
たくさんの深煎り珈琲を焙煎してデミタス珈琲を胃に流し込んできた。
そしてこれからも。



posted by 機屋店主 at 18:32| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

Uganda blue nile

晴天の盛岡ですが、今日は朝からデパ地下のお店で店番でした。
窓がない空間で仕事することって、とても憂欝になりますが
ナニゴトも発想の転換で良い方向に気持ちを切り替えて、
普段とは全く違ったテイスティングを。

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Uganda blue nile

25gの珈琲豆を使って80t。かなり濃い目に淹れましたが
ウガンダの特徴?というほどの際立った個性は感じられず、
優しい酸味とギューッと詰まった香味がまとまっている印象でした。

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ここのところ、目が回るような雑務に追われていますが、
ゆっくりとコーヒータイムを過ごしながら、あれやこれやと焙煎の
ワルダクミも進行中です。

イエメンモカを深く煎る。
一回目に焙煎したイエメンは、まだまだ浅いところで煎り止めしたようで
アフターに酸味が残り、アノ方が味わえば十中八九「もう少し苦いモノを」と
おっしゃるのだろう・・・。
日曜日までには第二回目の挑戦をするつもり。

新刊本の影響をもろに受けた感じだが、いまやらなければ!という気持ちで
攻めていこうと思う。
posted by 機屋店主 at 22:18| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

Yemen bani mattar

コーヒー関連本が絶えることなく出版されている中でまた新しい本が出版された。
「珈琲屋」というタイトルで、美美(博多)の森光氏と大坊珈琲店(表参道)の大坊氏の
数年にわたる対談集。
お二人の人柄がよく表れていて、「動の森光 静の大坊」とでも表現したいぐらいに
対照的な印象を受けた。
お二人に共通することは″深煎り珈琲”。機屋の珈琲とは対照的な珈琲ではあるけど
本の中で語られている事柄のところどころで、非常に共感する言葉がちりばめられていた。

遊び心もあり、この本にインスパイアを受けてバニマタル/イエメンを深煎りしてみた。

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スパイシーな香り、黒糖のような甘み。
自分の中にある珈琲屋としてのDNAとは融合しない味わいがあるけれど
正解を求めているわけでもなく、これまでコーヒー文化を牽引してきた名人たちの
世界観を自分なりに覗いてみたいという欲求にあらがうことができなかっただけ。

これまでできなかったこと。受け入れることでまた違う世界を垣間見ること。

posted by 機屋店主 at 08:28| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする