2018年04月30日

Ethiopia mocha geisha

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巷で騒がれているゲイシャ種(パナマのエスメラルダ農園がとても有名)をとうとう仕入れました。
エチオピア由来の品種ということもあり、エチオピア産のゲイシャ種。
生豆はモカにしては大粒でしっかり手をかけてつくっている印象を受けました。
味わいは複雑で香りも抑制の利いたトロピカル感。まだまだ奥の奥に隠れているナニカを感じました。
10年、いや20年先の味が気になる珈琲に間違いないという確信めいたものがあります。

コーヒーの由来とか農園の情報など情報が多様化する世の中では
味そのものよりも周辺の事柄に興味がズレてしまう傾向を感じてしまう。
珈琲を右から左へと情報として流していくことよりも
つくりたい味とかつくってきたコダワリとか、そこでしか表現できないモノを
これからの珈琲づくりに込めていきたいと感じたテイスティングでした。


posted by 機屋店主 at 09:50| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月12日

Ibrahim mohka yemen

春の日差しと桜の開花が始まった盛岡です。
厳しかった寒さを乗り切り待ち遠しかった季節の到来に気持ちがほぐれます。

ここ数日、「モカコーヒー」ばかり選んでテイスティングしています。
品のある酸味とは、自分にとってどんなイメージなのか?
そんなことを気にしながらイブラヒムモカ(イエメン)を味わいました。

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珈琲を口に含んだときから、まっすぐに伸びてゆく酸味。
この酸味の味わいには邪魔するような雑味が全然なく、コーヒーの温度が下がっても
ダレてしまうこともなく、スーッと伸びやかに香りを残しつつ消えてゆく感覚。
「モカコーヒー」へのあこがれは、こんな感じに儚くも残照が強く刻まれるような味わいの
虜になってしまうことにあるのかもしれない。

アラビアンナイトの世界を彷徨っているようなロマンティシズム。
摩訶不思議な異国の飲み物。
珈琲屋としての原点。

posted by 機屋店主 at 22:02| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月08日

Guatemala typica 80 years

昨日の土曜日は、よ市開幕。2018年の屋台カフェもいよいよスタート。
雨まじりの開幕になったが、やはり盛岡人は開幕を待ちわびていたかのようにごった返し
の人ごみで、降り続く雨でも18時15分の終了までまばらになることがなかった。

明くる今日は珈琲をじっくりと愉しむようにテイスティング。

「グァテマラ ティピカ 80年古木」

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深煎りの苦みのあるものよりも、濃いながらも幾層にも味わいが広がる珈琲を飲みたかった。
なかなかしっくりとくるグァテマラに出会うことが少ない(自分の好みの問題)けれど
この80年古木は自信を持って人におすすめできる。

posted by 機屋店主 at 23:48| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月06日

Mocha harrar boldgrain 2007年物

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珈琲屋を始めた頃、“モカ”といえばイエメン(アラビア)とエチオピア(アフリカ)があることに
けっこう衝撃を受けた記憶がある。「コーヒー通ならモカでしょ」くらいの軽いノリで、モカを
オーダーしてご満悦になっていた若い頃でした。
今となってはオショスイ思い出。

モカコーヒーには自分なりのこだわりがあります。
エチオピアモカは野性的で、イエメンモカはエレガント。イエメンを焙煎するときは気持ちを正して
対するのに、エチオピアは思い切った発想で挑む。
自分の感覚で言えば、うまくいくのはいつもエチオピアでイエメンはなかなかしっくりくることが
なかった・・・。

今日の珈琲、「モカハラール」はエチオピア産。
イルガチェフやらグジやらゲイシャ!?やら、昨今はエチオピアといってもひとくくりにできない。
昔はボールドグレインかロングベリーだった(シダモやジンマ、レケンプティもあったけど)。
2007年あたりにはもうエチオピア豆は百花繚乱の状態だったかもしれないけど、自分はそのときも
ボールドグレインかロングベリーにしか目がいかなかった。
10年のエイジングで、深みが増してきたエチオピアコーヒー。香りも複雑でスパイシーな味わいも
丸みのある球体を思わせる。

今だからこそ、産地の個性を感じる味わいに一票を投じたい。

posted by 機屋店主 at 22:11| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月05日

Ethiopia gesha (geisha)

盛岡も春本番!と思いきや、ここにきてよもやの足踏み…。
厳しい寒さが長かった分だけ春の到来が待ち遠しかっただけに
待ちわびる気持ちもそろそろ限界です。
嘆いていても季節は思い通りになるわけでもないけど、
早くポカポカ陽気になってほしいものです。

世の中では新年度がスタート。
全然関係ないけど、懸念事項だった焙煎機のオーバーホールから、一日がスタート。
そしてそして、「エチオピア ゲシャ(ゲイシャ種)」を焙煎!!

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世間でもっとも高値の珈琲豆でもあるゲイシャ種のコーヒー豆をとうとう仕入れた。
焙煎した手応えは「???」。ケバケバしい香りが支配しているのだろうと
思い込んでいたのに、全然違った…。かといって、ナニカ突出する個性がドーンと
来るのか?といえば、予想と反して非常にオトナシイ味わい。
しばしカップを放置して30分程度待ってみたら、ギューッと集まってくる酸味が
表に出てキタ!
焙煎直後の、まだガスが残って味もまとまらない状態であることは重々承知だったが
数日後の味わいがけっこう楽しみな珈琲。

posted by 機屋店主 at 22:41| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする