2016年12月06日

Guatemala pacamara

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情報が氾濫している。コーヒー業界でも同じ。
昔(といっても10年くらい前)は、「グァテマラといえばアンティグア」くらいの
情報しかなかった。“グァテマラ”の尾ひれに“〇▲◇農園の〇▼◇種”なんてデータが付くように
なったが、自分自身はそのことをあまり気にすることはしなかった。

昨今のコーヒー界の流れは大きく変わってきたように感じる。
コーヒーの品質はコーヒーを輸入する商社が牛耳っている。コーヒーのデータも一方的に
供給される。取捨選択は日常茶飯事。

そんなことをぼんやりと考えながら「グァテマラパカマラ」を味わった。
苦味と香味が交差しながら野太い風味が印象的。
「グァテマラってこんな味だっけ??」なんて牧歌的なことを思いながら
コーヒーを味わうことがとても大切なんだ、と思う今日この頃。


話は変わるけれど、昨日楽しいひとときを過ごした。
家族5人でコーヒーの点て比べをした。
珈琲屋を始めたときにこんな時間がやってくるなんて微塵も考えたことがなかった。

posted by 機屋店主 at 08:19| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月09日

PANAMA mamakata 2008

パナマ産の珈琲には話題性が事欠くことはない。
世界でも屈指の高級豆〔ゲイシャ種/エスメラルダ農園〕が特に有名。
残念ながら機屋に在庫はない。
ただ、ゲイシャ種が世に出てくる前から、パナマ産コーヒーには注目していたので
機屋には〔2000年物〕と〔2008年物〕のママカタ農園のパナマがある。
こちらは〔ゲイシャ種〕ではなく〔ティピカ種〕。中南米や南米に古来からある
在来品種で、ボクにとっても馴染みのある品種のコーヒーだ。

さて、連休もそろそろ終盤だけど、ようやくゆるりと珈琲をテイスティングした。

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派手な香りはないが、森の中で嗅ぎ取れるような樹木の香りとしみじみと染み入るような
滋味が特徴的。はっきりとした個性を主張してこないが、それがまた中南米産コーヒーの
特徴を表現していると思う。焙煎においては火の通し方次第で苦味にも酸味にも偏った味わい
になりそうだし、抽出においても引き出したいピンポイントの味に狙いを定めなければ
ぼやけた味わいになりそう。

秋へと季節の移り変わりが加速をはじめた。
温かい珈琲をいっそう楽しく面倒くさく味わう時間がやってきた。

posted by 機屋店主 at 21:48| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

approach 構想と実際

手網焙煎品評会でのひとコマ。

毎月定例で行っているスタッフの珈琲勉強会が行われた。
テーマは「ヤンニハラールモカ」

出品者は6名だったが、それぞれの焙煎アプローチを記録した用紙を見ながら
目の前のコーヒーをテイスティング。

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出品者にとっては初見の珈琲豆だったこともあり、おのおのの焙煎経験の深さが
その味わいに反映されているようだった。
実際には、焙煎前に構築したアプローチと出来上がりの味わいとは隔たりの大きいもの
になるモカハラールが多くあった。

明日以降、それぞれの豆を丹念にテイスティングしていく予定。


9月も今日で終わります。
しとしと雨からカラッとした秋晴れの盛岡。
過ぎ去った夏のさまざまな出来事を思い出しながら、また一からやり直す決意をしました。

珈琲がまた楽しくなりますように。

posted by 機屋店主 at 02:55| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

Guatemala typica 80 years

“深く煎ること”に傾倒している今日この頃だが
時には、自分スタンダードに戻りたくなる。

ちょっと“箸休め”的にグァテマラに食指が動いた。

昨日、いっしょに働いてくれたアルバイトスタッフの手を止めて
グァテマラティピカ80年古木のテイスティングに付き合ってもらった。
焙煎してからの経過もまだ日が浅くて、この80年古木に特徴的なこゆい香りは
まだまだ出てこない。けれど、美味しい気配はムンムンと嗅ぎ取れる。
苦味・酸味・香味が交差して層をつくった厚みを感じる珈琲になると確信を持つ。

それからの流れではないが、
“ヤンニハラールモカ”の中煎り(機屋のスタンダード焙煎)を朝一番にテイスティング。
荒ぶった香味も数日の時間経過で、狙った味わいに変わっていくのだろうか?

朝晩のひんやりとした空気が、珈琲をまた一段と美味しくしてくれる。

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posted by 機屋店主 at 22:29| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

Yanni harrar mocha

久しぶりといえば、聞こえが良くないかもしれないけれど
珈琲豆と対峙する日々です。

大坊珈琲を体験してからというもの、「深く煎る」ことを意識せずに
珈琲豆を焙煎することなどありえないほど。
50代を間近にひかえているのに、今更ながら珈琲の面白さにのめり込んでいます。

今日はひとつの着地点に到達したのかな??
ヤンニハラールモカという珈琲豆を浅煎りと深煎りの2パターンで焙煎しました。
ヤンニハラールモカとは、伝説の珈琲店「もか」のマスターにつながる豆です。

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何度か焙煎をしてはテイスティングを繰り返して、酸味の残り具合を確かめて
先にある甘みの出てくるところまで焙煎を進めてみる作業。
モカコーヒーを深煎りすることのない自分が踏み込む未知の領域。
なかなかに骨が折れる作業ですが、それでも刺激のある時間でした。

苦味と甘み、そしてほのかな酸味。
さてさてどこまであのイメージに近づけたのか?
明日もテイスティングは続きます。

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posted by 機屋店主 at 20:57| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする