2015年06月30日

IBRAHIM MOCHA 2004年物

ジメッとした空気。自然に対して文句を言ってもしようがない。
休み明けの火曜日ですが、“男は黙ってデミタスコーヒー”を胃に流し込みます。

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今日は〔イブラヒムモカ 2004年物〕。
焙煎日は5/2。ほぼ60日経過した豆ですが、湯を垂らしたときの粉の膨らみもしっかりとあって
思っていたよりも独特の香りも残っていました、というか濃くくっきりと香りました。
湿っぽい森林の中の土や草木の匂いがおりまざった複雑な香り、決して嫌なものではなく
子供の頃にちょっとした茂みに入った時に嗅いだような、自然の匂いを思い出す。
この感覚は、人によって様々。ハーブという人、酸化ととらえる人、やはりさまざま。

「モカは時間をかけてその変化を楽しむべし」
これもトーキョーで過ごした頃に、驚愕する珈琲をつくる方からの珠玉の言葉。
2〜3日前の出来事ですら、はっきりと記憶することが難しい今だから、
‘そのときのコーヒー’で出来事を整理するってことはアリでしょう。

今日で6月も終わり。
ナニカが変わる瞬間に、しっかりと意識を高めて立ち合いたいものです。
ちょっとぼんやりした7月の目標です。

posted by 機屋店主 at 18:03| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

caffe gita yokote へ

今日はお店の定休日。
事情があって角館の兄貴のところに用足しをして、〔caffe gita yokote〕へ。

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何年かぶりの珈琲行脚でした。
他店へ珈琲を飲みに行くとコーヒーの味も気になりますが、メニューやらディスプレイやら
内装やら店員さんの動きやら、いろいろ目に留まってしまいます。
今年4月のオープンということもあり、ピカピカで明るい店内で‘あの山小屋’とのギャップに
多少どぎまぎしました。お店に滞在しているお客さんも洗練された感じで、機屋とは別世界でした。

お店で味わったコーヒーは、カップオブエクセレンス(COE)とシングルオリジンのコロンビア。
珈琲豆の状態も見ずにオーダーしましたが、想像していた焙煎具合よりもしっかり深煎りを
イメージする苦味を感じました。先入観もありますが、昨今の浅煎り傾向とは違って
「攻めているなぁ〜」と感じる一杯でした。


早速お店に戻り、同じコーヒーをネルドリップで一杯。

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酸味を消さないように、でもしっかりと苦味を乗せているような、焙煎者のイメージが
見え隠れする珈琲でした。
その昔、「コロンビアは深煎りにするともっと美味しいんだよ」とトーキョーで有名な
某ロースターの社長がワカゾウのボクに語り掛けてくれたことを思い出した。

posted by 機屋店主 at 18:39| 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月28日

JAMAICA HIGH MOUNTAIN

吹きすさぶ強風と時折降る雨の音で目覚めた日曜日の朝でした。

今日は〔ジャマイカハイマウンテン〕。

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昨日のブルーマウンテンとは毛色が全然違ました。
大きな大きな大木をイメージします。
密林を分け入って出会うような大木ではなく、広大な草原にそびえるような大きな木。
雄々しいスガタに畏敬の念を感じるような、強い存在感がある、そんな珈琲でした。

こんな珈琲は、気持ちを落ち着かせて、味わうときをしっかりとセッティングして
向き合いたいものです。


posted by 機屋店主 at 11:08| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

BLUE MOUNTAIN NO.1

とうとう入梅です。鬱陶しい季節の始まりは、思い切ってブルーマウンテン1をテイスティング。

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飲み始めからアフターの返り香まで、きめの細かい紡いだの糸のように、柔らかく
そしてちゃんと芯のある味わい。

味わいの、またその奥にナニカある。そんな珈琲でした。

posted by 機屋店主 at 18:05| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

PUERTO RICO

入梅まで一気に突入していきそうな、ウェットな空気の盛岡です。

たくさんの珈琲豆を焙煎してたくさんの珈琲を胃に流し込む日々ですが、
なかなかお店の外まで発信できるところまでたどりつけません。

機屋店主は、毎日珈琲を味わってます。大丈夫です。


さて、本日は〔プエルトリコ〕を味わいました。
新人スタッフのウチサワに命じて、プエルトリコをネルドリップ。
彼のこのコーヒーに対する脳内変換は「ピンク色」だそうです。
なかなか気に入ったようにドリップできなかったようで、
「お手本をお願いします」との要望に重い腰を上げてプエルトリコをグラインド。
その香りを感じながら、「ピンク色」ではなく「オレンジ色」を想像する。
ネルにおさまったプエルトリコの粉にお湯を垂らすイメージも、柔らかく柔らかくお湯を
粉の上にそーっとのせるように。

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出来上がった液体の色は淡い琥珀ではあるが、照りや透明感からイメージ通りのドリップが
出来たことを実感した。
その味わいは、穏やかで柔らかいフワッと香るマイルドコーヒー。最初のインパクトで決め付けず
ゆっくりと味わいを追ってゆくほどに、ジュワーっとにじみ出るエキス。
海に沈む大きな太陽のような「オレンジ色」を想起しました。

味わいを言葉に変換して表現することってとても楽しいって感じるひとコマでした。

posted by 機屋店主 at 20:29| 珈琲のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする